Jun 26, 2010

Happy mid summer


Vitabergs parken

















 Home party at Jessica home




















スウェーデンの北極圏あたりでは、夜になって太陽が傾いても地平線より下に沈むことなくまた上りだす「白夜」といった現象があり、暗く長い冬が明け、一年でもっとも昼間の時間が長くなる夏至の金曜から日曜、通常6月19から25日の間にかけて、スウェーデン人お待ちかねの「ミッドサマー(夏至祭)」。夏至祭は、つかの間の夏を心から楽しむため、クリスマス以上に盛りあがるといっても過言ではないほど待ち遠しい年中行事の様です。
村や町など地域ごとに20メートル以上にもなるミッドサマーポール(メイポールとも呼ばれる。スウェーデン語では「マイストング」)を白樺の葉、マーガレットやレンゲなど夏の野の花々で飾り、できあがったものを大広場に立て、周りを賑やかなフォークソングにあわせて大人も子どももいっしょになって踊りまわる、そんな伝統的なビックイベントです。
クリスマス以上の盛り上がりと言っても、プレゼント交換をするなどとは違い、家族揃ってカントリーサイドの別荘で、BBQを楽しんだり、ボートを楽しんだりと、極寒の冬を乗り越え、この時期の太陽の恵みをふんだんに味わっています。
早速私も朝からミッドサマーのパーティの誘いを受け、まずは電車に乗って大きな公園へ。H&Mの本社で働くスタッフ、レコードショップオーナー、美容業界の人など、同世代が集まり、だらりと公園でダンスを見ながら、ミッドサマーを味わってきました。その後は、jessica宅でホームパーティに招かれ、素晴らしいひとときを過ごしてきました。ミッドサマーは明日まで続き、お店も会社もほとんど閉店状態。まるでゴーストタウンの様に、街は静まりにかえってます。